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おはようございます!今日の心に響く格言集です。
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2021年12月6日
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モバイルユーザーを適切に誘導しよう・・続編
ユーザーエージェントでの切り替えはクローキングと
見なされないように注意
さまざまな事情や歴史的な経緯によって、同じURLでフォーマ
ットやコンテンツをユーザーエージェントによって切り替える方式
を実施しているサイトがあります。
つまり、実際にアクセスするURLは同じですが、ユーザーエー
ジェントの情報に基づいて、デスクトップから閲覧した場合と
携帯電話から閲覧した場合で表示するフォーマットを変えると
いう手法です。
この場合、どちらの検索結果でも同じURLが表示され、デスク
トップからアクセスすればデスクトップ版のコンテンツが、携帯
電話からはモバイル版のコンテンツが閲覧できます。
ただし、クローラーに返すコンテンツの設定を誤ると、場合に
よってはサイトの偽装、いわゆる「クローキング」と見なされる
ことがあるのでご注意ください。
クローキングとは、Googlebotに対して通常のユーザーと異なる
コンテンツを見せることで、検索結果のランク付けを高めようとす
る行為のことです。
実際にはユーザーが閲覧するコンテンツにはな
いキーワードで検索結果に表示されるなどの不便を生じるため、
クローキングに対しては、厳しい対処が取られます。
では、同じURLでモバイル版とデスクトップ版を提供する場合、
「ユーザーが閲覧するコンテンツ」とはどちらのことなので
しょうか?
25ページでも説明したように、Googleではウェブ検索用の
Googlebotとモバイル検索用のGooglebot-Mobileというクローラーを
使っています。
ですから、Googlebotにはデスクトップの
ブラウザと同じコンテンツを、Googlebot-Mobileには携帯電話の
ブラウザと同じコンテンツを返してください。
もちろんこの場合、GooglebotとGooglebot-Mobileで受け取る
コンテンツが違っていても問題ありません。
しかし、サイト管理者の意図と反してクローキングと認識される
可能性のあるパターンとして、デスクトップからのアクセスは
「携帯電話からアクセスしてください」と説明するページを返
しているのに、GooglebotとGooglebot-Mobileを区別せず扱って
いるために、Googlebotからはモバイル版のコンテンツが見えて
しまっている、というケースには注意が必要です。
この場合、実際にデスクトップユーザーが閲覧するコンテンツ
とGooglebotが受け取るコンテンツが異なるため、
クローキングと判断されてしまう可能性があります。
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